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中東

サウジアラビア|白い地に降り立つ鶏

レシピ119 スリーグ(سليق)

サウジアラビアはアラビア半島の大部分を占める国で、国土の多くは砂漠地帯です。
イスラム教の聖地であるメッカやメディナを有し
イスラム法が国家制度の基盤の1つとなっています。

サウジアラビアで真っ先に思い浮かぶのが石油。
世界有数の原油生産国であり、石油・天然ガス産業は経済の重要な柱となっています。
一方、近年は石油依存からの転換を目指し
観光・エンターテインメント・新産業の発展にも力を入れている模様。
25万㎡の敷地に8つのテーマゾーンを備え、22のアトラクションと世界記録級の大型スライド4基を搭載した
「Aquarabia」という地域最大級のウォーターパークが、2026年に開業したそうです。

スリーグは、サウジアラビアの伝統的な米料理。
米を鶏のだしでじっくり煮込み、牛乳を加えてクリーミーに仕上げる
やさしい味わいの中東風リゾットです。
大皿に盛りつけられることも多く、祝い事や家族の集まりなどでも出されるようです。


材料(2人分目安)

鶏肉(骨付き)400g
1カップ
牛乳1カップ
3カップ
バター大さじ1
小さじ1
こしょう少々
カルダモン2粒 3粒
ローリエ1枚

作り方

① 鶏肉を鍋に入れ、水、カルダモン、塩を加えて火にかけ、鶏肉が柔らかくなるまで煮る。鶏肉を取り出し、煮汁はそのまま残しておく。

② 米を洗い、①の鍋の煮汁に加えて弱火で煮る。米が半分ほど柔らかくなったら、牛乳を加えてさらに煮る。米が完全に柔らかくなり、全体がクリーミーになるまで弱火で混ぜながら煮る。

③ 別の鍋でバターを溶かし、鶏肉を軽く焼いて表面に色をつける。

④ お皿に②を盛り、上に鶏肉をのせ、焼き汁を少しかけたら完成。食べる直前にこしょうをふる。


ローリエを省略したので、その代わりにカルダモンを2粒から3粒に増量しました。
(最後のこしょうをふり忘れた)

カルダモンの香りがしっかり立つので、好き嫌いが出る味だと思いますが
チキンの旨味がお米に染み込んで、私は結構好きです。
ただ、上のチキンは旨味が抜けて、ちょい微妙。

料理のポイントとなるカルダモンは代替が難しいので、ぜひ購入ください。
香りが飛びやすいパウダーではなく、ホールを少量買うのがオススメです。

ジェッダ旧市街は紅海交易の拠点として発展した歴史地区で
2014年に世界遺産に登録されています。
紅海のサンゴ石で造られた建物が密集しており
建物の外側に張り出したロシャン(木製の格子窓・張り出し窓)が特徴的です。
ネットで建物の写真を見ましたが、壁と窓のコントラストや質感が美しい~。
私好みの建物がわんさかありそう。
住宅や商店などが同じエリアに並び、観光地化し過ぎていないところも良さげです。

宗教巡礼というと、複雑な手続きや混雑などで大変そうに思えますが
今のサウジアラビアの巡礼は、スマホ+AIを用いた超デジタル運営。
事前準備はオンライン化され、Nusukアプリを中心としたデジタルサービスや
AI、多言語対応の案内、顔認証・生体認証などが導入され
巡礼者の手続きや移動をサポートしているそうです。

サウジ観光省が発表しているデータによると
サウジアラビアの2025年の観光客数は、国内旅行者と海外からの訪問者を合わせて
1億2,300万人に達したと報告されています。
巡礼なども含まれているとはいえ、驚異的な数字です。