オセアニア

サモア|中華じゃないの、サモア流

レシピ70 サパスイ(Sapasui)

サモアは、南太平洋に位置する10の島からなる島国。
サモア語と英語が公用語です。
おそらく多くの日本人が、国名は知っているけど行ったことがないし
周りで旅した人の話も聞かないのではないでしょうか。
運行便数が少ないこともネックになっているのかも。
多くの物を輸入に頼っているため、物価は若干高めですが
治安がかなり良いみたいなので、安心して旅出来そう。

サモアの主な食材は、タロイモやヤムイモ、バナナ、ココナッツ、豚肉や鶏肉、魚など。
地面に穴を掘り、食材と熱した石を入れて蒸し焼きにする「ウム」という伝統的な調理法があるそうです。
落ち葉を集めて焚火で作る焼き芋っぽいですね。

今回ご紹介するサパスイは、中国系移民の影響を受けた料理です。


材料(2人分目安)

春雨50g
牛こま切れ肉またはコンビーフ150g
タマネギ1個
ニンニク1かけ
ショウガ小さじ1
しょうゆ大さじ3
200ml
小さじ2

作り方

① 春雨を水で戻し(半戻し)、食べやすい長さに切る。

② フライパンに油を入れて熱し、みじん切りしたニンニクとショウガを炒める。薄切りしたタマネギを加えて、しっかり炒めてから肉を加えて炒める。

③ しょうゆ、水を加えて、中火で6~8分くらい煮てから①の春雨を加え、汁を吸わせながら炒め煮にする。 汁が少し残る状態で完成。


しょうゆの種類によって味の濃さが変わるので、量は加減してください。
現地では、色の濃いダークソイソースを使うので、春雨が真っ黒に染まります。
(日本の普通のしょうゆでは、この色の濃さが限界)
見た目は野菜なしのチャプチェ風ですが、味は異なります。私は結構好き~。

サモアのバスは、席が埋まって座れなくなると、座っている人のひざの上に座る
という話を聞いて、そんなバカな、と信じられませんでしたが、どうやら本当のことらしいです。
バスの中で立つことを避けるための策のようですが
知らずに乗って、いきなり他人に座られたらプチパニックですよね。
基本的に、身体が大きい人の上に小さい人が乗ることが多いみたいですが
混雑がひどい場合は関係なくなりそう。
誰に座られるか分からないドキドキルーレット(笑。
サモアには、年長者への敬意や調和を重んじる伝統的価値観「ファアサモア」(サモア流)があるので
バスの中で高齢者が若者を整列させ、若者も高齢者の指示に素直に従うといった光景も見られるようです。
ピースフルで、ステキなお国柄。

サモアの人たちは、タトゥー(民族的な柄模様:tatau)を入れている人が多く
これは単なる装飾ではなく神聖な儀式として位置づけられていて、長い歴史があるそうです。
男性の伝統的タトゥは「ペア」、女性用は「マル」と呼ばれていて、柄には意味があるのだとか。

サモアをはじめポリネシア圏でよく見る、腰に巻かれている布は「ラバラバ」と言います。
性別やTPOで巻き方や丈、柄に違いがあり
葬儀の際は、黒や濃紺などの色が用いられるそうです。
日本と同じように、サモアもTPOが重要視されるのですね。

サモアの飲み物はこちら

セカイゴハンジャーニー