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ヨーロッパ

ルクセンブルク|リンゴソースを忘れずに

レシピ125 グロンパキッシュシェルシャー
(Gromperekichelcher)

西ヨーロッパに位置するルクセンブルクは
ベルギー、フランス、ドイツと隣接する小さな国です。
人口が少ないにもかかわらず、1人あたりGDPが世界トップクラスで
金融業を中心に、非常に豊かな国として知られています。

政治体制は立憲君主制で、国家元首は大公(Grand Duke)です。
かつてヨーロッパには複数の大公国が存在しましたが
現在、大公が国家元首として存在する国はルクセンブルクだけになりました。

ルクセンブルクは、ソーセージやジャガイモなどを使ったドイツ系料理がある一方
パンや焼き菓子、ワイン文化などフランスの影響も見られます。
また、素朴な豆料理などはベルギーの食文化とも共通しており
さまざまな食文化が自然に混ざり合った独自の食文化が形成されています。

今回作るのはルクセンブルクの定番料理、ジャガイモのパンケーキ。
Gromper=ジャガイモ、Kichelcher=小さな菓子/揚げ菓子の意味だそう。
ジャガイモは、細かくすりおろす、粗めにおろす、細切り・千切りにするなど
いろいろなやり方があるみたいです。

リンゴソースは、【高畠食品工業】さんの「にっぽんの果実 青森産 りんご(ふじ)」を利用。
ブレンダーでつぶして作りました。シロップが甘過ぎず、良きです。

余ったリンゴは、フルーツ寒天にして美味しく消費。
寒天と言えば… ルクセンブルクとは関係ありませんが
今夏も何度か作った、母オリジナルのミント寒天。レシピを置いておきます。 →サイドノート  


材料(2人分目安)

ジャガイモ3~4個
タマネギ1/2個
パセリ大さじ1/2
1個
ナツメグ少量
適量
こしょう適量
小麦粉大さじ1
Apfelmus(リンゴソース)大さじ1~2

作り方

① ジャガイモを粗めの細切りにする。

② ボウルに①のジャガイモ、みじん切りしたタマネギ、細かく刻んだパセリ、卵、ナツメグ、塩、こしょう、小麦粉を入れ、均一になるまで混ぜる。

③ 手を水で濡らし、混ぜた生地を小さな平たい円形に成形する。

④ フライパンに油を入れて熱し、③を両面揚げ焼きにする。余分な油を切って、リンゴソースを添えたら完成。


試しにケチャップとソースをかけてみましたが、イマイチ合わない。
やっぱりリンゴソースがベストマッチングです。
グロンペレキッシェルシャーには、リンゴソースを添えるのが現地の伝統で
市場や祭りの屋台では通常、リンゴソースがセットになっているらしいです。

ルクセンブルクの公用語は3つ(ルクセンブルク語・フランス語・ドイツ語)。
3つもある理由の1つに、歴史的に周辺の強国に支配され続けたことがあります。
フランス・ドイツ・ベルギーに囲まれた場所に位置し、周辺の影響を強く受けてきたため
使われる言語も時代ごとに変化していきました。
ルクセンブルクはヨーロッパの中心で、軍事的にも物流的にも戦略価値が高い場所だったんですね。

2020年3月からルクセンブルクでは公共交通が無料になっており
国内のバス・トラム・鉄道の2等車が無料。1等車と国境を越える区間は有料とのこと。
外国人でも無料で乗れるそうです。
無料化には、深刻な渋滞の緩和と環境対策などの狙いがあるようです。
国内どこに行くのも無料って、うらやまし過ぎるー。

セカイゴハンジャーニー