アフリカ

シエラレオネ|肉も魚も入ります

レシピ136 キャッサバ・リーフ・スープ(Cassava Leaf Soup)

大西洋に面するシエラレオネは、雨季と乾季のある熱帯気候の国。
隣はギニアとリベリアです。

公用語は英語ですが、日常会話ではクリオ語が広く使われています。
クリオ語は英語をベースにしたクレオール語で
都市でも田舎でも通じる事実上の共通語です。

人口の半数以上がイスラム教徒のため、豚肉よりも鶏や牛、魚が中心。
料理には赤いパーム油がよく使われるため、全体的に濃厚でパワフルな味わいが特徴です。

キャッサバ・リーフ・スープは、キャッサバの若葉をすりつぶして
肉、燻製魚、干しえび、油などを合わせて煮込む西アフリカの代表的な料理。
主食の米に合わせることが多いようです。
シエラレオネ人はお米が大好きで、米料理がかなり多いみたいですね。


材料(2人分目安)

牛肉250g
キャッサバの葉  ホウレンソウ+コマツナ(7:3)250g
スモークフィッシュ  塩サバを焼いたもの125g
干しエビ30g
無塩ピーナッツバター1/4カップ
パーム油またはピーナッツ油  植物油+ゴマ油 少々1/4カップ
ブイヨン1/2個
タマネギ1/2個
スコッチボネットまたはハバネロ ハラペーニョ1個
塩適量
水カップ1.5

作り方

① 鍋に一口大に切った牛肉を入れ、塩、ブイヨン、みじん切りしたタマネギの半量を加えて炒める。水を加え、牛肉が柔らかくなるまで煮込む。

② ホウレンソウとコマツナをミキサー/ブレンダーでペースト状にする。

③ ①の牛肉が柔らかくなったら、②と塩サバを焼いたもの、残りのタマネギを加え、10分間くらい煮る。

④ {植物油+ゴマ油}を合わせたもの、干しエビ、無塩ピーナッツバター、ハラペーニョ(丸ごと)を加え、さらに10分くらい煮たら完成。


油がすごいが、味は良い。

アフリカは、肉と魚を使ったダブルたんぱく煮込み料理が多い印象です。
日本では、「肉料理」「魚料理」とカテゴリーが分かれ
具材は、どちらか一方を選ぶことが一般的ですが
国が変われば、料理の様式も変わるということですね。

首都フリータウン中心部に立っていた
樹齢400年以上とされる巨大な「コットンツリー」は
シエラレオネの象徴として長く愛されてきました。
18世紀末、解放された奴隷たちがフリータウンに到着した際
この木の下で祈りを捧げたと伝えられており
自由と再出発の象徴として長く親しまれてきました。
2023年の嵐で倒木してしまいましたが、一部は現在も残され
残存部分の保存や再生に向けた調査・検討も進められているようです。

2014〜2016年に西アフリカで起きた史上最大のエボラ出血熱の流行では
ギニア、リベリアと同様に、シエラレオネでも大きな被害が出ました。
国内の感染者数は14,000人以上とされ
医療体制の脆弱さや、地域間の移動の多さが拡大の一因となりました。
また、エボラは亡くなった後の遺体にも感染力が強いウイルスが残っており
西アフリカでは、故人を敬うために遺体を清める慣習があるため
これも感染拡大につながったとされています。

セカイゴハンジャーニー