中南アメリカ

バルバドス|プロレス技ではありません、料理です

レシピ104 フライング・フィッシュ・カッター
(Flying Fish Cutter)

カリブ海の東、大西洋側に位置する島国、バルバドス。
公用語は英語ですが、バジャン英語が日常的に使われています。

17世紀以降にイギリスの植民地となり
砂糖プランテーションと奴隷制度が島の社会構造を形成してきましたが
1966年に独立し、2021年に共和制へ移行しました。

バルバドスの料理は、先住民やアフリカ、イギリス、インド、ポルトガルなど
多様な文化が混ざり合っています。
主食は、ヤム、ブレッドフルーツ、コーンミールです。

フライングフィッシュ(トビウオ)は、バルバドスの象徴的な魚で
バルバドス近海で多くのトビウオがとれるため
「Land of the Flying Fish(トビウオの国)」とも呼ばれます。

今回ご紹介するのは、そのトビウオを使ったフライング・フィッシュ・カッター
なにやらカッコイイ名前ではないですか。
カッター=ソルトブレッド(丸パン)をカットしてはさむもの、という意味で
フィッシュカッター:揚げた魚のサンドイッチ
ハムカッター:厚切りハムのサンドイッチ
というように、具材によって呼び名が変わるようです。


材料(2人分目安)

トビウオ  タチウオ200g
ライム1個
小さじ1
黒こしょう小さじ1/2
バジャンシーズニング
タイム小さじ1/4+ニンニク小さじ1/2+タマネギ小さじ1/2+青ネギ小さじ1/2+パセリ小さじ1/4
小さじ2
小麦粉1/2カップ
溶き卵1個分
パン粉1カップ
適量
ソルトブレッド 丸パン(テーブルロール)2個
ペッパーソース(任意)適量

作り方

① 三枚におろして適当な大きさにカットしたタチウオを流水で軽く洗う。ライムを半分に切り、果汁を全体にしぼってこすりつける。塩をふって、5〜10分置く。さっと洗い流し、キッチンペーパーで水気をふき取る

② 黒こしょう、{タイム+ニンニク+タマネギ+青ネギ+パセリ}を細かく刻んで合わせたものをタチウオの両面にすり込む。10分くらい置いて、なじませる。

③ ②を小麦粉 → 溶き卵 → パン粉の順につける。中温の油で片面ずつ揚げる。きつね色になり、表面がカリッとしたら取り出して、油を切る。

④ パンを横に切る(完全には切り離さない)。揚げたタチウオを2枚ずつはさんだら完成。好みでペッパーソースをかける。


スーパーでトビウオが手に入らなかったので、タチウオで代用。
なので、Flying Fish Cutterではなく、Cutlass fish Cutterです。
揚げたてはサクサク、身は柔らかくて美味しいぞ。

首都ブリッジタウンは、バルバドス最古の都市の1つ。
もともとは、先住民が架けた木橋に由来していて、「インデアンブリッジ」と呼ばれていたとか。
ブリッジタウンとガリソン地区(軍事駐屯地・要塞エリア)は、ユネスコ世界遺産に登録されていて
イギリス植民地時代の建築とカリブの生活文化が混ざり合う独特の雰囲気を持つ街並みらしいです。

バルバドスのスポーツと言えば、クリケット。
植民地時代の18世紀、イギリス人によってクリケットがバルバドスに持ち込まれたそうです。
村のグラウンドから国際試合・ワールドカップまで、至るところで試合が行われ
世界的スターも多数輩出しているらしいですよ。