アフリカ

ザンビア|全部ピーナッツに任せました

レシピ138 イフィサシ(Ifisashi)

アフリカ南部に位置するザンビア。8か国と接する内陸国です。
国名は、国土を横断する大河川「ザンベジ川」に由来すると言われています。

Copperbelt(銅帯)と呼ばれる巨大鉱区を抱え
銅が輸出の約70%を占める「銅の国」として知られていますが
電力不足による生産性の低下や、探鉱・採掘ライセンスの許認可の遅れなどにより
その豊富な資源ポテンシャルを十分に生かしきれていないのが実情です。

ザンビアの主食は、白いトウモロコシ粉を炊いたシマ。これ一強。
東アフリカのウガリも白いトウモロコシ粉を使いますが
シマの方が粉が細かく、出来上がりはねっちり・しっかりした質感のようです。
シマにいろいろな副菜を組み合わせます。
味つけはシンプルで、塩、トマト、タマネギ、油が基本。ピーナッツ(ペースト)もよく使われます。
カボチャの葉、ケール系、ホウレンソウ系など葉物野菜の種類が多いみたいですね。

今回ご紹介するイフィサシはザンビアの定番料理、ピーナッツ煮込み。
タマネギを入れる家庭も多いそうです。
Chibwabwaはカボチャの葉。今回はケールで代用しました。


材料(2人分目安)

Chibwabwa ケール1.5束
トマト1/2個
ピーナッツペースト大さじ4~5
塩適量
水適量

作り方

① ケールをよく洗い、食べやすい大きさに切る。鍋に少量の水を入れて沸騰させ、ケールを加える。ふたをして5分くらい煮る。

② トマトを粗く刻んで加え、ピーナッツペースト、塩を加える。ふたをしてさらに5分くらい煮る。トマトとピーナッツペーストに火が通り、全体がなじむよう混ぜながら煮たら完成。


濃厚なピーナッツのおかげで、ケールのクセが消されて食べやすいです。
葉っぱとピーナッツ、これぞTheアフリカンな組み合わせ。

ザンビアの国民的ビール「MOSI(モシ)」。
名前の由来は、ザンビアとジンバブエの国境にまたがっている滝、Mosi-oa-Tunyaから。
ラベルに滝のイラストが入っていて、観光客にも人気だそうです。
滝の近くで飲める環境か分かりませんが、滝を見ながら飲んだら最高だろうな。

ザンビアは 2020年11月、海外から借りていたお金の利払いができず
アフリカで初めてコロナ禍における債務不履行を起こしました。
外債の借り過ぎ、銅価格の急落による収入減
慢性的な財政赤字などの問題が重なったことが大きな要因です。
現在、債務再編と経済再建の途上にあります。

ザンビアの国旗は、アーティスティック。
深いグリーンの地色に、右側に寄せて配置された鷲わしと赤・黒・オレンジの縦ライン
左側には一切模様がなく、”余白の美”を感じるデザイン。
国旗に描かれている鷲は、アフリカンフィッシュイーグルです。

“あなたにザンビア”という、老舗百貨店の外商みたいなキャッチコピーが絶妙な
駐ザンビア日本国大使さんのXの投稿内容が、なかなか興味深いです。
「日々の暮らしの中で見つけ、感じた生のザンビアをお届けします。」とのことで
ザンビアの日常がよく分かります。

セカイゴハンジャーニー