レシピ122 ミシュカク(مشكاك)
アラビア半島の南東端に位置するオマーン。オマーン・スルタン国が正式名称です。
首都はマスカット。公用語はアラビア語ですが、英語も広く通じます。
石油と天然ガスが経済の中心で、国家収入の大部分を占めますが
観光や農漁業も重要な産業になっています。
オマーンには、年間を通して水が流れる恒常河川がほとんどないため
水は地下水や海水淡水化プラントによって確保されています。
降水量が少なく、夏は気温が高く蒸発量も多いため
オマーンでは、水は貴重な資源です。
オマーンは遊牧文化の影響が強く、肉料理が多いですが
イスラム圏なので、一般的な料理では豚肉を使いません。
ショワ(Shuwa)という、スパイスで味つけした肉を葉で包み
地面に穴を掘って入れ、24時間くらいじっくり焼く料理が有名ですが
さすがに再現が難しいので、今回は、ミシュカクを作ります。
ミシュカクは、肉をスパイスや調味料に漬け込み、串焼きにした料理で
屋台やお祭りなどでよく食べられます。
牛・羊・山羊・鶏など、肉の種類は地域や家庭で変わるそうです。
材料(2人分目安)
| 牛もも肉または肩肉 | 400g |
| ニンニク | 2かけ |
| ショウガ | 1かけ |
| 酢 | 大さじ2 |
| レモン汁 | 大さじ1 |
| 油 | 大さじ2 |
| 塩 | 小さじ1 |
| 黒こしょう | 小さじ1/2 |
| クミン | 小さじ1 |
| ターメリック | 小さじ1/2 |
| パプリカパウダー | 小さじ1 |
| シナモンパウダー | 少々 |
| カルダモン | 少々 |
| 赤唐辛子 | 少々 |
作り方
① 牛肉を2〜3cm角に切る。
② ボウルに、すりおろしたニンニクとショウガ、酢、レモン汁、油、塩、黒こしょう、クミン、ターメリック、パプリカパウダー、シナモンパウダー、カルダモン、赤唐辛子を入れて混ぜ(スパイスは、すべて粉末にする)、牛肉を加えてよくもみ込む。冷蔵庫で一晩寝かす。
③ 竹串または金属串に肉を刺して、フライパンや魚焼きグリルを使って焼き、中まで火を通したら完成。


中東感あふれるビジュアルと味。日本の焼き鳥とは違います。
冷めるとお肉が硬くなるので、温かいうちに召し上がれ~。
オマーンの男性の民族衣装は白が基本。
白は熱を吸収しにくいので、暑さ対策なのかもしれません。
建物の色も白・ベージュ系が多く、こちらは暑さ対策ではなく
景観保護のためで、派手な色は使われないそう。
白は平和の象徴として国旗にも入っていて
服装や街並み、国の象徴まで、オマーンでは白色がシンボルカラーなんですね。
AIに旅の候補地を相談すると、オマーンがよくオススメに出てきます。
オマーンは世界的に見ても治安が良く、犯罪が比較的少ない観光向きの国だからでしょうか。
旅先で大きなストレスを感じる場面は少なそうなので
オマーンを旅する日本人のイライラ発生率は、かなり低めに抑えられそうですね。
日本とオマーンの交流を深めるための団体、日本オマーン協会さんでは
市民講座や講演会、交流イベントなどを開催しています。
「オマーンってどこ?」という人が多い日本にオマーンの協会があって
活発に活動していることが妙に興味深い。

