中南アメリカ

ニカラグア|トルティーヤ入れちゃうの?

レシピ101 インディオ・ビエホ(Indio Viejo)

東はカリブ海、西は太平洋、北はホンジュラス、南はコスタリカと隣接しているニカラグア。
山地・火山が多く、湖が広がる熱帯気候の自然豊かな国です。

ニカラグアは1821年にスペインから独立し
1823年にグアテマラ、ホンジュラス、コスタリカ、エルサルバドルとともに中米連邦共和国に参加しましたが
1838年に連邦から分離・独立しました。

主要産業はコーヒー、牛肉、砂糖などの農牧業で
近年は、金や銀などの鉱業も重要な役目を果たしています。

ニカラグアの食文化は、トウモロコシや豆を主食材とし
牛肉や鶏肉、米などを使った料理が多いのが特徴です。
また、トルティーヤもよく食べられています。

今回ご紹介するインディオ・ビエホは
トルティーヤ(トウモロコシの生地)を加えて、とろみを出す料理です。
スペイン語で「年老いたインディオ(先住民)」という意味があるのは
古くなったトルティーヤを活用して作ることが多いからでしょうか。


材料(2人分目安)

牛肉(ステーキ用・肩ロース・すね肉など)450g
トマト1個
赤ピーマン1 個
タマネギ1/2個
アチオテペースト
パプリカパウダー小さじ1/2+ターメリック少々
小さじ1/2
ミントの葉8g
ダイダイのジュース 
オレンジジュース20ml+ライム果汁30ml
50ml
コーントルティーヤ (ソフトタイプ)
フラワートルティーヤ1枚 ※市販品+トウモロコシのペースト大さじ1
1枚
適量
適量

作り方

① 鍋に牛肉、{オレンジジュース+ライム果汁}を合わせたもの、みじん切りしたタマネギ(半分の量)、塩、水(肉が隠れるくらいの量)を入れる。鍋を中火にかけて沸騰させたら弱火にし、ふたをして1時間くらい肉が柔らかくなるまで煮る。

② 軽く焼いてから、ちぎったトルティーヤ生地、トウモロコシをペーストしたもの、水をボウルに入れ、ダマがなくなるまで混ぜて、粘度のあるペースト状にする。

③ みじん切りしたトマト、細切りした赤ピーマン、{パプリカパウダー+ターメリック}を合わせたものを①に加えてさらに煮る。そこに②のトルティーヤのペーストを加え、とろみがつくまで混ぜながら煮る。

④ 煮えた牛肉を鍋から取り出し、ほぐしてから再び鍋に入れる。残りのタマネギ(水にさらしてから絞る)、みじん切りしたミントの葉を加えてひと混ぜし、塩で味を整えたら完成。


ソフトタイプのコーントルティーヤがスーパーに売っていなかったので
フラワートルティーヤに、ペースト状にしたコーンを加えることにしました。
現地では、②の工程でブレンダーなどを使って完全にペースト状にする作り方が多いようですが
私は手で混ぜたため、トルティーヤの粒感が残る素朴な仕上がりになりました。

どんな味か想像がつきませんでしたが、柑橘系の酸味が効いていて、いとうまし。
ただ、作業工程がちょい面倒です。

中南米の先住民が寝具として使ったのが始まりと言われているハンモック。
ニカラグアでも、ハンモックが古くから使われていて
ニカラグア南西部の都市、マサヤで生産されている「マサヤハンモック」という
伝統的な技法で手編みしたハンモックがあるそうです。
屋外にハンモックがある暮らしに憧れますが、湿気の多い日本だと扱いが難しそうです。

ニカラグア湖は淡水湖ですが、オオメジロザメが生息しています。
多くのサメが海水でしか生きられないのに対し
オオメジロザメは、海・川・湖すべてで生きられる能力がある珍しいサメです。
どんな環境でも生きていけるオオメジロザメのバイテリティをぜひとも見習いたい。