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アジア

カンボジア|蒸さなくてもアモックです

レシピ103 アモック(អាម៉ុក)

カンボジアは熱帯モンスーン気候で
乾季(11〜4月)と雨季(5〜10月)の2つの季節に分かれています。

公用語は、アンコール王朝の時代から続く長い歴史を持つクメール語です。

カンボジア遺跡は、行って良かった所ベスト3位内に入るくらい心に残りました。
私がシェムリアップを訪れたのは、2024年6月。
コロナを機に日本からの直行便がなくなり
アンコール遺跡(街の中心地)から近かった空港が
飛行機の騒音・振動が遺跡に影響を及ぼすなどの理由で
2023年10月に遠い場所に移転したので、アクセスが不便でした。
(さらに2025年には、空港バスの市内側のバス停も中心地から外れた場所に移転したらしい)
それでも、雨季の時期ということもあり、観光客が少なく快適でした。
私は雨に当たりませんでしたが、雨の日は苔の緑が濃くなり遺跡がひときわ美しいそうですよ。

カンボジアの食文化は、クメール料理が中心です。
主食は米ですが、フランス統治時代の影響からパン(バゲット)もよく食べられています。
タイやベトナムとは異なり辛さは控えめで、ハーブを生かした独自の風味があります。
カンボジア料理は、何を食べても美味しいと思いました。

地元の富裕層エリアにあるホテル【Somadevi Residence】さん
の朝食ビュッフェも種類豊富で美味しかったけれど
ローカル食堂(調べても、お店の名前がどうしても出てこなかった)で食べた
魚のアモックが、感動ものの美味しさだったので
今回はアモックを作ったのですが、いろんなタイプがあることを知らず大失敗。
アモックは、主に下記の3つ
① 王宮・観光向けの卵入り蒸すタイプ
② ローカル食堂での主流、卵なし煮込みタイプ(特にシェムリアップ)
③ 伝統農村系のバナナ包み蒸しタイプ
があるみたいで
私が作りたかったのは②だったのに、難易度の高い①のレシピを選んでしまい
“蒸し魚の炒り卵のせ”みたいな仕上がりに(苦笑。
蒸し方が悪く卵が分離、ココナッツミルクの濃度も合っておらず、完全にやらかしました。

気を取り直して、改めて②(今回のレシピ)に挑戦することに。


材料(2人分目安)

白身魚(ティラピア・タラ・スズキ・カジキなど)200g
ナス1本
ホウレンソウまたは空心菜ひとつまみ
ココナッツミルク400ml
大さじ1
レモングラス レモンの皮少々+ショウガ少々1本
ガランガル  ショウガ1かけ
ニンニク2かけ
紫タマネギ1個
ターメリック  カレー粉小さじ1
赤唐辛子1本
ナンプラー しょうゆ大さじ1+レモン汁小さじ1大さじ1
パームシュガー ブラウンシュガー小さじ2
カフィアライムリーフ 
ライムの皮少々+レモンの皮少々
2枚
赤唐辛子(飾り用)

作り方

① {レモンの皮+ショウガ}、ショウガ、ニンニク、紫タマネギ、ターメリック、赤唐辛子をすべてミキサー/ブレンダーでペースト状にする。

② 鍋に油を入れ、①を弱〜中火で炒めて香りを出す。ココナッツミルクを加え、弱火で5〜10分煮る。

③  ブラウンシュガーと薄切りしたナスを入れ、柔らかくなるまで煮る。食べやすい大きさにカットした魚を加え、軽く煮る。大きめにちぎったホウレンソウを入れ、1〜2分煮る。

④ {しょうゆ+レモン汁}を合わせたもので味を整え、{ライムの皮+レモンの皮}を合わせたものを入れて香りを出し、赤唐辛子を添えたら完成。


これはこれで美味しく出来ましたが
私がローカル食堂で食べたアモックは、これとも違う味。
おそらく、ココナッツミルクがほとんど入らない”カレー風アモック”みたいな
その店独自の仕様だったのでしょう。

現地ドライバーが「離れているので、観光客はあまり行かない」
と言っていたベンメリア遺跡も圧巻でした。
ベンメリアは、アンコール・ワットよりも修復しない美学が強く
遺跡が持つストーリーを、より深く感じられる場所です。
タ・プローム寺院さんの絡みつく巨大樹木も
本来であれば、遺跡保護のための除去されるものですが
発見当時の姿を残すために意図的にそのままにしているそうで
なんでもかんでもキレイに直せばいいってわけじゃないんだよなぁ。
(ベンメリアについては、崩壊が激し過ぎて修復出来ないという事情もある模様)
なお、ベンメリア周辺には地雷が残っている可能性があるので
遊歩道から外れないように気をつける必要があります。

失礼ながら訪れる前は、ベトナムもカンボジアも似たようなものだと思っていましたが
実際に行ってみて、まったく異なる文化や景色を持ち、そして人柄も違うことを知りました。

カンボジアで売られているものはベトナム製が多く
カンボジア製は少なめで、価格はやや高めです。
空港の売店で、英語圏の観光客がお土産を購入する際「これはカンボジア製?」
とスタッフに確かめていました。
手先が器用な人が多い印象なので、もっと自国で物を作って売ればいいのにぃ。

カンボジアで有名なのは、カンポットペッパー。
カンポット州とケップ州だけで栽培される特別なこしょうで
「世界一美味しい高級こしょう」と評されています。

この時期、餃子を酢こしょうで食べるのにハマっていたので
大量にこしょうを買って帰ったのでした。