ヨーロッパ

イギリス|クリスマス 七面鳥の隣には豚がいる

レシピ67 ピッグス・イン・ブランケット(Pigs in Blankets)

イギリスは、ヨーロッパ北西部のグレート・ブリテン島(イングランド、スコットランド、ウェールズ)と
北アイルランド北部の4国で構成される連合国。
正式名称は、The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland。
(長い、そしてイギリスなのに「イギリス」という言葉が入っていない)

イングランドが、イギリスの国土の半分以上を占めているため
イギリス=イングランドと思ってしまいますが
4国それぞれ国旗が異なり、首都もあり、独立心が強いです。一把一絡げにしてはいけませんね。

イギリスの食事は絶望的だと思う人が多く
確かに、”水槽の味がする”と評されるウナギのゼリー寄せを筆頭に
マーマイト、ハギス、キドニーパイなど
ユニークと言うか、チャレンジ系メニューが複数存在しています。
調理法が単調で、味つけが薄いことが関係しているのでしょうか。
ただ近年は食の多様化により、昔ほど悪評高いわけではないようです。

ピッグス・イン・ブランケットは、イギリスのクリスマスに欠かせない定番のサイドディッシュで
ローストした七面鳥の付け合わせとして登場します。
家庭によって、ハーブを一緒に巻いたり、ハチミツや粒マスタードをかけたり
いろんなバリエーションがあるようです。

ピッグス・イン・ブランケットは、直訳すると「毛布にくるまった豚」。
ベーコンに包まれたソーセージの見た目から、この可愛い名前がついたと言われています。

イギリスの家庭では、クリスマス当日にオーブンで大量に焼くのが一般的ですが
今回は2人分なので、フライパンで作ります。


材料(2人分目安)

ベーコン2枚
チポラタソーセージ4本
ハチミツ(省略可)少々

作り方

① ベーコンを半分に切って、ソーセージに巻く。

② フライパンに①を入れ(油は不要)、弱〜中火で7~8分くらいじっくり焼く。最後に強火で30秒くらい焼いて色をつける。

③ 好みでハチミツをかけたら完成。


子供も大人もみんな大好き、というのがわかる気がします。
日本だと、お弁当のおかずのように見えますね。

イギリスのクリスマスに欠かせないパーティアイテムと言えば、クリスマス・クラッカーです。
大きなキャンディのような筒で、イギリスのテレビ番組にもよく登場します。
1840年代に、ロンドンの菓子職人がフランスのボンボンをヒントに考案したと言われていますが
現在のクラッカーとは形がかなり違っていたようです。
当初は、お菓子とメッセージが入っているだけで
今のようなクラッカー型になったのは、1860年代になってから。
クラッカーには「スナップ」と呼ばれる摩擦で発火する帯が仕込まれているため
引っ張ると“パーン”という音が鳴ります。

身近なものを使って、クリスマス・クラッカーを作ってみました→サイドノート

日本人の行列好き?は世界でも有名だと思いますが
イギリスにも行列文化があります。
イギリスで行列は、公平・礼儀・社会秩序を象徴するもので
割り込みなどしようものなら、まるで犯罪者のような扱いをされるそうです。
前の人と適切な距離を保ち、なおかつ一列ではみ出さないようきっちり並ぶのがマナー。
並ぶこと自体が好き、行列があることに安心するイギリス人もいるのだとか。
イギリスでは、行列が人の品格を測るものさしなのかもしれません。