飲み物

世界の飲み物―トルコ

ドリンク4 アイラン(Ayran)

中央アジアから広まったアイランは、トルコを代表する国民的飲み物で
ケバブやキョフテなどの肉料理に欠かせない存在です。
紀元552〜745年頃、中央アジアの遊牧民が
酸味の強いヨーグルトを水と塩で薄めて飲んだのが始まりと言われています。
水分と塩分が同時に補給出来るので、特に暑い夏にはピッタリですね。
トルコでは、コーラより人気があるのだとか。

農村部などで作られることが多い伝統的なヤユク・アイランは、バターミルク由来で濃厚
(通常のアイランよりも発酵が進んでいるため、風味がしっかりしている)
一方、アイランは、サラッとした軽い飲み口です。

地域によってはミントを加えたり、炭酸で割ったするアレンジもあるようです。


材料(1人分目安)

無糖ヨーグルト100ml
冷水100ml
ひとつまみ

作り方

① カップに無糖ヨーグルトを入れる。

② 冷水を加え、泡立つまでよく混ぜる(ミルクフォーマーやブレンダーを使うと簡単)。

③ 塩を加えて、味を調えたら完成。


市販の飲むヨーグルトの甘くない版ですね。
市販のものはかなり甘いので、これなら料理にも合わせられそう。

以前、キャベツのサルマをご紹介しましたが
再現度が気になったので、今回新たに料理(ピーマンのドルマ)を作り直しました。
▶トルコの料理は→こちら
「だったら、うちの国の料理も作り直せ」と言われそうですが、聴こえないフリ(苦笑。
文章もリライトしていますので、再読のほどよろしくお願いいたします。
※過去記事は随時、手入れをしています