レシピ92 チパ・グアス(Chipa guasú)
パラグアイは、海に面していない内陸国。
公用語は、スペイン語とグアラニー語の2つです。
主な産業は、日本人移住者が発展に貢献した大豆をはじめとする農業
牛肉などの畜産、水力を中心とした電力です。
1950年代以降に日本人がパラグアイへ渡り
機械を使った農業や土壌改良、品種改良などの技術を導入した結果
大豆の栽培が広まり、生産量が大きく増えました。
電力は国内消費より発電量が多いらしく、日本から見るとうらやましいですね。
パラグアイの食文化は、先住民グアラニーとスペインの影響を受けており
トウモロコシ、牛肉、チーズを使う料理が多いのが特徴です。
今回ご紹介するチパ・グアスも、トウモロコシを使っています。
「グアス」は、先住民の言語であるグアラニー語で「大きい/偉大な」という意味。
パラグアイ料理は、塩味が強い傾向にあるようです。
材料(2人分目安)
| トウモロコシ | 400g |
| 卵 | 2〜3個(トウモロコシの水分に合わせる) |
| 牛乳 | 100〜120ml(トウモロコシの水分に合わせる) |
| 120g | |
| バター | 30g |
| 塩 | 少々 |
作り方
① トウモロコシの粒を外し、牛乳、卵、溶かしたバター、塩を加えてブレンダーやフードプロセッサーなどでなめらかにする(完全にペースト状でなくてもOK)。モッツァレラチーズを細かくほぐして混ぜる。
② 耐熱皿に①を流し込み、表面を平らにする。オーブンで中火で40分くらい、または油をひいた鍋に入れて中弱火で20~25分くらい、表面が固まって軽く色づくまで焼く。冷めたら切り分けて完成。


現地では、日常的にパン代わりに食べたり
イースターの前や、行事・集まりなどの特別な日にも必ず出るものらしいです。
タマネギを入れるレシピもあるらしい。
今回はフライパンで作りました。
しっとりでもモチモチでもフワフワでもなくサクサクでもなく、食感が分類不能。
単体で食べたせいか、ぼんやり?もっさり?
個人的には、ちょっとピンと来ず…すみません。
パラグアイの国旗は、表と裏のデザインが違います。
表には国の紋章、裏には財務省の紋章が描かれています。
国家の国旗で表裏のデザインが公式に異なるものは
現在では、パラグアイだけとされています。
パラグアイは日本より国土が広いものの、人口は東京都より少ない国です。
これは、南米史上もっとも人口が減ったとされる
1864~1870年の三国同盟戦争(パラグアイ戦争)が深く関係しています。
この戦争で総人口の約60~70%が失われ、男性人口も大部分が死亡したとされています。
さらにコレラなどの疫病も広がり、労働人口が壊滅的に減少しました。
現在は、安定的に人口は増えているようです。
パラグアイのスポーツと言えば、サッカー。
子供から大人まで、国民の大半がサッカーに関心を持っていて
性別問わず、アマチュアリーグも多数開催されています。
守備が堅く、粘り強いスタイルで、最後まで諦めない姿勢はパラグアイの国民性そのものですね。

