ヨーロッパ

北マケドニア|素朴な料理、でも満足度は高い

レシピ14 セルシコ・メソ(селско месо)

北マケドニアは、バルカン半島に位置する共和制国家で、1991年に旧ユーゴスラビアから独立
2019年にギリシャとの国名問題を解決して「北マケドニア」に改称しました。

北マケドニアは、マザー・テレサさんが生まれた国です。
テレサさんは、幼い頃から貧しい人たちを助け
インドで、死を間近にした人を介護するホスピス(死を待つ人の家)を開設
ノーベル平和賞も受賞しています。
北マケドニアの首都スコピエには、彼女の記念館があるそうです。

北マケドニア料理は、バルカン半島の食文化が反映されているとのことですが
バルカン料理とは一体何ぞや?
バルカン半島(アルバニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、クロアチア、ギリシャ、モンテネグロ、北マケドニア、ルーマニア、セルビア、スロベニア)の食文化で、地中海・オスマン帝国・中央ヨーロッパの影響を受けた料理のこと。
肉料理が豊富で、発酵食品や乳製品、ハーブなどを用いることが多いらしい。

今回紹介するセルシコ・メソは
マケドニア語で「村の肉」(田舎風の料理)というような意味だそうです。


材料(2人分目安)

豚ロース肉300g
タマネギ1個
赤パプリカ1個
トマト2個
マッシュルーム100g
大さじ1
100ml
ベジータ  塩小さじ1/4+コンソメ小さじ1小さじ1
パプリカパウダー  小さじ1
チーズ50g
黒こしょう適量

作り方

①  フライパンに油を入れて熱し、角切りした豚肉を中火で炒めて皿に移す。

②  同じフライパンに、スライスしたタマネギとマッシュルーム、細切りの赤パプリカ、粗みじん切りしたトマトを加え、野菜がしんなりするまで炒める。水、{塩+コンソメ}を合わせたもの、パプリカパウダー、黒こしょうを加えてよく混ぜ、①の肉を加えて弱火で10分くらい煮込む。

③  耐熱容器に②を入れ、チーズをのせてオーブンで約15〜20分焼いて(電子レンジでもOK)、表面がこんがり焼けたら完成。


今回は、植物性チーズを使いました。
野菜もタップリとれるし、お肉とチーズがベストマッチ。
薄めの味つけということもあり、チーズはあった方がより美味しいです。

現地で作るセルシコ・メソは、具材を炒めた後
耐熱陶器の器に入れてオーブンで焼くのが伝統スタイル。
この器はタヴァと呼ばれていて、素焼きで釉薬なしのものが多いそうです。
陶器は熱を均一に伝えるので、お肉が柔らかくなりますね。
陶器の器ごとテーブルに出すのが一般的らしいので、冷めずに熱々で食べられそう。

北マケドニアは、マケドニア人、アルバニア人、トルコ人、ロマ人、セルビア人などが共存する多民族国家です。
2001年にマケドニア共和国政府とアルバニア系住民の代表との間で交わされた「オフリド合意」に基づき
自治体人口の20%以上を占める言語は
その自治体において、公用語として認定されることになっています。
そのため、アルバニア語、トルコ語、ロマ語などが地域ごとに公用語として運用されているそうです。
世界的に珍しい制度ではないでしょうか。

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