ドリンク2 スーテイ・ツァイ(Süütei Tsai)
初回のドリンク1と色味が似てしまいましたが
こちらは、モンゴルの伝統的な塩入りミルクティ。
牛乳を使うのが一般的ですが、高地や特定地域ではヤクや羊の乳が使われるそうです。
遊牧を行うモンゴル人にとって、塩分や脂肪分は重要な栄養源なので
塩×牛乳は、ナットクの組み合わせですね。
スーテイ=ミルク入り、ツァイ=お茶の意味。
モンゴルはお茶の産地ではないので、中国などからの輸入品を用いているようです。
現地では、固形の磚茶を削って使いますが
ここでは、散茶を使って再現しています。
材料(1人分目安)
| 小さじ1 | |
| 水 | 100ml |
| 牛乳 | 100ml |
| 塩 | ひとつまみ |
作り方
① 鍋に水と茶葉を入れ、弱火で数分煮出す(煮過ぎない)。
② 牛乳を加え、さらに弱火で2〜3分温める(沸騰させない)。
③ 塩を加えて、よく混ぜたら完成。

塩味の効いた、うっすいお茶風味のホットミルクですな。
現地の人は、これを毎食飲むみたいですが
個人的には、塩分が気になるし(放牧してないし)、なじめませぬ…。
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