アフリカ

ガーナ|お焦げ上等、ガーナ式ジョロフ 

レシピ64 ジョロフライス(Jollof Rice)

ガーナと言えば、チョコレート。
当然、ガーナが世界一のカカオ生産国だと思っていたら、なんと2位。
1位はコートジボワールで、ガーナとの差は大きく、圧倒的シェアです。
日本では「ガーナチョコレート」が定着しているから(日本のチョコレート原料の多くがガーナ産)
ガーナ=カカオ(チョコ)のイメージがあるのかもしれません。

ガーナをはじめとするる西アフリカ地域では「フフ」が食べられています。
キャッサバやプランテンなどをゆで、日本の餅つきのように叩いて作ります。
昔、ガーナの人にフフと魚&肉のシチューをご馳走になったことがあり
その時、フフは手を使って食べ、噛まずに飲み込むのがお作法だと教わりましたが
一見、日本のお餅に似ているけれど、味はまったく違うフフの独特な感じが私は苦手で
お作法に関係なく、一気に飲み込んだのでした(苦笑。

今回は、ジョロフライスを作ります。
ジョロフライスの発祥はセネガル・ガンビアですが、ナイジェリアにもジョロフライスがあり
ガーナとナイジェリアのどちらが美味しいのか、「Jollof War(ジョロフ戦争)」と呼ばれる論争があります。


材料(2人分目安)

長粒米  米1カップ
大さじ2
タマネギ1個
ニンニク1かけ
トマト缶(ダイスカット)200g
トマトペースト大さじ2
野菜ブロス1カップ
タイム  セロリの葉2~3枚小さじ1/2
クミン  カレー粉小さじ1/2小さじ1/2
パプリカパウダー小さじ1/2
カイエンペッパー  赤唐辛子少々
黒こしょう少々
ローレル  セロリの葉3~4枚1枚
適量
パセリまたはコリアンダー(飾り用)

作り方

① 生米を水が透明になるまですすぎ、水気を切っておく。

② 鍋に油を入れて熱し、みじん切りしたタマネギを炒めて透明になるまで炒める。みじん切りしたニンニクを加えて、さらに2~3分炒める。トマト缶とトマトペーストを加え、5分くらい煮て水分を飛ばし、刻んだセロリの葉、カレー粉、パプリカパウダー、赤唐辛子、黒こしょう、セロリの葉(切らずにそのまま)を加えて混ぜる。

③ 洗った米を②に加えてよく混ぜる。野菜ブロスを注ぎ、沸騰したら弱火にしてふたをし、20〜25分くらい炊く。

④ 塩で味を整えて、パセリ/コリアンダーを飾ったら完成。


今回は、白米+もち麦を使いました。

甘くないケチャップライスという感じ。
ガーナ式はナイジェリア式と比べると、スパイス控えめで、辛さもマイルド
鍋底を焦がし気味にするくらいがちょうど良いらしいです。

ガーナのボルタ湖は、世界最大の人工湖。
1965年のアコソンボ・ダム建設により造られましたが
このプロジェクトで多くの住民と家畜が移住を余儀なくされ
120以上の村落や建物が湖の底に沈んだそうです。
ただし、水没した立木は伐採・回収し再利用しています。
水中は酸素が少ないので、腐敗や虫害が少なく高品質な木材なんだとか。

色鮮やかで、幾何学模様が特徴的なアフリカのケンテ布はガーナが発祥です。
赤は犠牲や政治、緑は成長と再生、金は富と栄光、黒は精神的成熟
というように、色には意味があります。
伝統的には男性が織り手だそうで、2024年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。
(ケンテ布は西アフリカ全域に広がっていますが、登録はガーナのみ)
アフリカの布地ってカラフルで、見ているだけで元気が出ますよね。