中南アメリカ

コロンビア|海の生き物の圧がすごいスープ

レシピ75 カズエラ・デ・マリスコス(Cazuela de Mariscos)

南米大陸の北西に位置するコロンビアは、1810年にスペインから独立を宣言
人口の約75%が多様なルーツを持つ人々です。
主力産業は、コーヒーや石油など。
コロンビアは「世界最大級のコカイン生産国」と言われていますが
麻薬を栽培する農民の多くは、貧困や紛争の影響で
生活のためにやむなく従事しているとされています。
麻薬カルテルの影響が、巨大過ぎますね…。
高級住宅地のすぐ近くにスラム街があったりするので、訪れる際は注意が必要ですが
近年は、観光に適したエリアも増えてきているようです。

カズエラ・デ・マリスコス(←大統領の名前みたい)は、コロンビア版のブイヤベース。
コロンビアだけでなく、チリやペルーなど南米の沿岸地域でも食べられていて
コロンビア国内でも、地域や家庭によってレシピがかなり違うようです。


材料(2人分目安)

エビ(殻付き)150g
カニ(殻付き)150g
ムール貝(省略)6〜8個
アサリ6〜8個
白身魚(タラなど)150g
タマネギ1/2個
トマト1個
パプリカ1/2個
ニンニク1かけ
ココナッツミルク200ml
100〜150ml
アチョーテ  パプリカパウダー小さじ1  小さじ1.5
小さじ1
黒こしょう少々
パクチーひとつかみ
適量

作り方

① みじん切りしたタマネギとニンニク、粗みじん切りしたトマト、角切りしたパプリカを油で炒める。

② エビ、カニ、アサリ、一口大にカットした白身魚を別鍋で軽く炒めて香りを出す。

③ ①にココナッツミルク、水を加えて、軽く煮立てる。塩、黒こしょう、パプリカパウダーを加える。

④ ②の魚貝を③に入れて煮込む(貝が開いて、白身魚に火が通るまで。煮込み過ぎないように)。

⑤ 火を止める直前に、粗みじん切りしたパクチーを加えたら完成。


ムール貝はスーパーを6軒回りましたが
季節外れで売っていなかったので省略、エビは殻なしで失礼いたします。

ココナッツ感はかなり控えめ、魚貝の旨味がすごい。
魚貝好きとしては、かなり推せる。

首都ボゴタから車で1時間程度の郊外にある、地下の岩塩採掘場を掘って作られた巨大な教会
塩の大聖堂(Catedral de Sal)。
塩で彫られた巨大な十字架がライトアップされていて、幻想的な空間らしい。
もともとは、塩鉱山で働く人たちのための礼拝所で
塩の採掘が終わった部分を現在の教会として改装し、一般公開するようになったそうです。

コロンビアで有名なコーヒーの生産地域は
「コーヒー三角地帯」と呼ばれるキンディオ、リサルダ、カルダスの3地域です。
この一帯はアンデス山脈の斜面に広がり、美しい景観も評価されてします。
また、スペイン植民地時代の影響を受けた建築物も多く残っていることも特徴的で
2011年に「コーヒー産地の文化的景観」として、世界文化遺産に登録されています。

宝石のきらめきとは無縁の人生を送ってきた私は知りませんでしたが
コロンビアは、世界のエメラルドの約半分を産出するエメラルド大国なのだそうです。
他の産地のものより透明度が高く、濃い緑が出やすいのが特徴とのこと。

麻薬、宝石、コーヒー
闇と光と香りの国ですな。