レシピ95 ピケ・マチョ(Pique Macho)
南アメリカ大陸のほぼ中央に位置するボリビアは
西部にはアンデス高地、東部には熱帯雨林、中央部には乾燥地帯が広がるという
地域ごとに気候が大きく異なる国です。
そして気候と同じく文化も多様で、スペイン語をはじめ、ケチュア語やアイマラ語など
36もの言語が公用語として認められています。
憲法上の首都はスクレですが、事実上の首都はラパスです。
19世紀末、ラパスとスクレの間で内戦が起き、ラパスを拠点とした自由党が勝利し
主な政治・行政機関がラパスに移ったため、このような二重構造になりました。
ちなみに、ラパスは標高約3,600mに位置し
世界で最も高い場所にある(事実上の)首都として知られています。
ピケ・マチョは、肉・ポテト・野菜を豪快に盛りつけた、熱盛ボリビア料理。
料理名の由来は諸説ありますが
ピケは「つまむ」「辛い」、マッチョは「強い」「男らしい」
といったニュアンスがあるそうです。
家庭料理というより、外でみんなでワイワイ言いながらシェアして食べることが多く
お酒を飲んだ後に食べる深夜メシとしても定着。
日本で言うところの、シメのラーメンでしょうかね。
材料(2人分目安)
| 牛肉(赤身ステーキ用) | 250g |
| ジャガイモ | 3個 |
| トマト | 1個 |
| タマネギ | 1個 |
| ピーマン | 1/2個 |
| ニンニク | 1かけ |
| しょうゆ | 大さじ1 |
| ビール | 100ml |
| 塩 | 適量 |
| 油 | 適量 |
| 適量 | |
| ゆで卵(飾り用) |
作り方
① 太めの棒状に切ったジャガイモを油で揚げ、きつね色になったら取り出す(市販の冷凍フライドポテトを使ってもOK)。
② 牛肉を一口大に切って塩をふり、油を入れたフライパンで強火で炒める。火が通ったら輪切り、もしくは斜め切りしたソーセージを加え、さらに炒める。しょうゆとビールを加えて合わせる。薄切りタマネギ、細切りピーマン、みじん切りしたニンニクを加えて炒め、最後にくし切りトマトと刻んだ赤唐辛子を入れる。
③ お皿に①のフライドポテトを敷き、その上に②をのせる。カットしたゆで卵を添えたら完成。


ソーセージの量は、使用するソーセージの種類によって調整してください。
現地では、かなりたくさん投入するようです。
ビジュアルはパワーメシっぽいですが、食べてみると、そこまで重くない。
かなり気に入りましたよ。
ボリビアは、世界最大級のリチウム埋蔵量を持つ国として注目されています。
映え写真で有名なウユニ塩湖の地下水(かん水)には
約2,100万トンのリチウム資源量が存在すると報告されています。
映え写真だけではなく、実は”白い金”と呼ばれるリチウムもとれちゃうんですねぇ。
ただし、ウユニ塩湖のかん水にはマグネシウムや硫酸イオンが多く
リチウム単体の分離が難しいという技術的課題があり
地下水枯渇や地盤沈下などの環境リスクも指摘されていて
開発は簡単ではないようです。
ボリビアには、人間の頭蓋骨を家に飾って守り神にするという伝統があり
毎年「ナティタスの日」には、先祖の頭蓋骨に帽子や花を飾ってお祈りするそうです。
ネットで行事の様子を観ましたが
オシャレした頭蓋骨がずらりと並ぶ光景は、なかなかインパクトがあります。
先祖の頭蓋骨を代々受け継ぐ家もある一方で
無縁仏の遺骨を譲り受けて祀ることもあるとか。
行事そのものより、見ず知らずの他人の骨を守り神として飾ることが
一番の驚きポイントでした。
現地で観るなら私は、ウユニ塩湖の絶景よりもナティタス!
富や幸運をもたらす神様・エケコさん。昔買ったことがあります。
特に何も起きませんでしたが、ユーモラスな姿に癒されましたよ。

