中南アメリカ

バハマ|3つの貝で寄せるコンクの味

レシピ118 コンク・サラダ(Conch Salad)

カリブ海のルカヤン諸島に属するバハマは
約700の島と2,400以上の小島で構成されており
そのうち、実際に人が暮らしているのは30島ほどと言われています。

1492年にコロンブスさんが、新大陸で最初に上陸したと言われているのがサン・サルバドル島。
陸上にある石の十字架だけでなく、沖合の海底にも
コロンブスさんの上陸を示すモニュメントが沈んでいるらしいですよ。
ダイバーしか見られませんけどね。
島の中心には、海につながるように広がる巨大な塩湖があり
絶滅危惧のサン・サルバドル・ロックイグアナが生息しているのだとか。

バハマの食文化の核は魚介類。
海の恵みが、そのまま料理の中心になっています。

コンク・サラダは、バハマ発祥の巻貝を使った柑橘マリネサラダ。
古くから先住民ルカヤン族さんがコンクを食用利用していたようです。
バハマでは、資源保護のため禁漁期間とサイズ規制があるとのこと。
コンクは最大で30㎝を超える大きな貝で、寿命は20~30年
結構長生きなんですね。


材料(2人分目安)

コンク  つぶ貝、ほっき、赤貝230g
ライム果汁大さじ7
オレンジ果汁大さじ5
トマト1個
タマネギ1/4個
キュウリ1本
パプリカ1/2個
ハバネロ  青唐辛子2本
適量

作り方

① つぶ貝、ほっき、赤貝を大きめに切り、ボウルに入れる。

② 角切りしたトマトとキュウリとパプリカ、水にさらして角切りにしたタマネギ、みじん切りした青唐辛子、ライム果汁、オレンジ果汁、塩を加える。

③ 全体をよく混ぜ合わせる。ラップをかけて10分間くらい味をなじませたら完成。


コンクは手に入らないので、つぶ貝(コリッとした弾力)+ほっき(甘み)+赤貝(香り)で代用。
酸味、甘味、辛味、食感の4点バランスが肝。
南の国らしいサラダですね。

バハマで象徴的な存在なのがフラミンゴ。
国鳥にも指定されていて、島の自然を語るうえで欠かせない鳥です。
イナグア島には5万羽以上のフラミンゴが生息しているらしい。
バハマの保護区では、軍隊のように整列して歩く姿が見られるみたいですね。
フラミンゴのピンク色は、エビや藻類に含まれるカロテノイド色素が体に蓄積して発色しますが
実は、種類によって白っぽかったり、赤みが強かったり、色が微妙に違うそうです。
さらに、世界では突然変異で生まれた黒いフラミンゴも確認されています(バハマにはいないけど)。
もしフラミンゴの標準色が黒だったら、バハマの観光イメージも違っていたでしょう。

これまで何回か旅先候補にあげていたバハマ
結局、行かずじまいで現在に至っています。
ジャマイカの海を観た時、あまりにキレイ過ぎて
「バスクリンを入れたお風呂みたい」とつぶやいてしまいましたが
きっとバハマの海も最高なんだろうなぁ。
バハマの島々は海底4,000〜5,000mからそびえ立つ山の頂上にあるため、島のそばが深海です。
そのため「海の上に浮かぶ島」と呼ばれているそう。
バハマブルーな海と、サンゴ・貝殻・石灰岩で出来た真っ白な砂浜
浅瀬の白と深海の濃紺のグラデーションは、相当エグイに違いない。