レシピ61 プロックフィスクル(Plokkfiskur)
アイスランドは北大西洋に浮かぶ島国。北極圏にとても近いです。
「火と氷の国」と呼ばれ、氷山と火山がたくさんあります。
アイスランドのコイン(クローナ)には、漁業国らしく
海の生き物の絵が描かれていて、とても可愛いです(イカもいいけど、エイのデザインもいい)。
ただ、アイスランドはキャッシュレス社会らしいので
この可愛いコインを手に入れるのは、なかなか難しいかもしれません。
プロックフィスクルは、シチューとグラタンの間のような料理。汁気はほとんどありません。
もともとは余りものを無駄なく食べるための料理だったようです。
この料理は、パンと一緒に食べるのが一般的らしく
アイスランドでは、地熱を利用したライ麦パンと一緒に食べたりするそうです。さすが火の国。
材料(2人分目安)
| 白身魚(タラなど) | 280g |
| ジャガイモ | 2個 |
| タマネギ | 1/2個 |
| 牛乳 | 180ml |
| バター | 25g |
| 小麦粉 | 大さじ1.5 |
| 塩・こしょう | 適量 |
作り方
① 皮をむいたジャガイモを一口大に切り、塩を加えたお湯で柔らかくなるまでゆでる。湯切りしてから軽くつぶす(完全につぶさず粗目に)。
② 鍋でお湯をわかし、塩を加えてタラを入れ、火が通ったら取り出し、皮と骨を取り除いてほぐす。
③ 鍋にバターを入れて溶かし、みじん切りしたタマネギを加えて中火で透明になるまで炒める。小麦粉を加えて炒め、温めた牛乳を少しずつ加えながら、とろみが出るまで混ぜる。
④ ③の中に②のタラを加え、①のジャガイモを加えて混ぜる。塩・こしょうで味を調えたら完成。


個人的に、めっさ好みです。ジャガイモのザラザラ?感も悪くない。
パセリなどの青ものを散らして完成、の下りがないので、ややビジュが地味ですが
白系の色味がアイスランドっぽいですね。
実際、アイスランドは、ジャガイモ・魚・乳製品が主食ということもあり
ホワイトカラーの料理がとても多いそうです。
アイスランドでは国民投票により、すべてのアルコール飲料が禁止される法令が1915年に施行されました。
その大きな理由は、アイスランドは長らくデンマークの支配下にあり
ビールはデンマーク的な飲み物とされ、敬遠される傾向にあったためです。
1922年にはワイン、1935年には蒸留酒が解禁されましたが、ビールが解禁されたのは1989年です。
いゃぁ、長かったですねぇ。
途中、ビール風の飲み物が登場したそうなので、きっとみんな本当は飲みたかったのでしょう。
アイスランドの電力は約70%が水力発電、約30%が地熱発電です。
火と氷の国と呼ばれるだけのことはありますね。
地熱は、家庭での温水暖房の使用や、野菜栽培などに利用されており
地熱発電の副産物である二酸化炭素を地下に戻す技術実験なども行われているそうです。


