アジア

トルコ|詰める文化、巻く文化

レシピ11 ピーマンのドルマ(Biber Dolması)

トルコは、国土の大部分(約97%)がアジアにあり
残りのわずか(約3%)がヨーロッパに属しています。
イスタンブールは世界で唯一、2大陸にまたがる珍しい都市です。

カッパドキア見たさに、幾度となく旅の候補地にあがるも
いまだ行っておりません。
気球が飛んでいる映えまくりの風景写真を見る度に、いいなぁとは思うのですが。

トルコ料理といえば、1にケバブ、2にケバブ
3、4がなくて、またケバブのイメージが強いですが(いや、キョフテやトルコアイスもあるか)
今回はトルコのおふくろの味、ドルマをご紹介します。

ドルマは「詰める」という意味で
ピーマンやトマトなどの野菜に米や肉を詰めて煮込む料理
サルマは「巻く」という意味で
ブドウの葉やキャベツの葉で具材を包み込む料理を指します。
どちらもオスマン帝国の時代から続く伝統料理で
家庭料理としても宴席料理としても親しまれています。
トルコでは、ブドウの葉を使ったサルマも一般的ですが、日本では葉の入手が難しいので
今回はトルコでもよく食べられる、ピーマンを使った肉入りドルマを作ります。
肉入りと肉なしがあり、肉なしは冷たくして前菜として提供されることが多いようです。


材料(2人分目安)

ピーマン4~6個
1/2カップ
タマネギ1/2個
合挽肉(牛+ラム  豚)100g
トマトペースト(①用)小さじ2
ドライパセリ大さじ1
ドライミント  省略少々
小さじ2/3
黒こしょう少々
オリーブオイル大さじ1
300ml
レモン汁小さじ2
トマトペースト(②用)小さじ2
無糖ヨーグルト適量

作り方

① フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、みじん切りしたタマネギを炒める。合挽き肉を加えて炒め、火が通ったら洗った生米、トマトペースト、ドライパセリ、塩、黒こしょうを加えて軽く炒め、荒熱を取る。

② へた部分をカットしたピーマンに①の具材を詰め、鍋に隙間なく並べる。水、レモン汁、トマトペーストを混ぜて鍋に注ぎ、落としぶたをして弱火で30分くらい煮込む。

③ お皿に盛って、ヨーグルトを添えたら完成。


優し~いお味。
煮込んでいる時に、中の具が飛び出しやすいので
トマトの端を小さくカットして、ピーマンの口にかぶせることが多いみたいです。
(今回は、同じピーマンのヘタを用いました)

ドルマとサルマという名称は、厳密には区別されていないようです。
ギリシャやバルカン諸国、中東でも同様の詰めもの・巻きものの料理文化が広がっています。
サルマの缶詰もあり、観光需要や輸出向けに広く流通しています。

トルコの朝食は豪華なことで有名です。
2025年に発表されたTasteAtlasの「50 Best-Rated Breakfasts」ランキング で
世界1位 に選ばれたそうです。
品数の多さや文化的な深みが高評価につながったようですね。
観光客が利用するホテルの朝食も、他国に比べて品数や質が充実しているらしいですよ。

クリスマスの赤いサンタさんと言えば、北欧のイメージが強いですが
そのモデルになった聖ニコラウスさんは、現在のトルコ南部で生まれ育ちました。
彼は貧しい家庭に金銭を援助したり、危険にさらされた子どもを助けるなどの慈善活動で知られています。
その逸話がヨーロッパに広まり、やがてサンタクロースと呼ばれる存在へと変化していきました。

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