トルコ|本格的に作るならブドウの葉で

レシピ11 キャベツのサルマ(Lahana Sarması)

カッパドキア見たさに、幾度となく旅の候補地にあがるも
いまだ行っておりません。
気球が飛んでいる映えまくりの風景写真を見る度に、いいなぁとは思うのですが。

トルコ料理といえば、1にケバブ、2にケバブ
3、4がなくて(いや、トルコアイスとかトルココーヒーとかもあるか)
とにかく、私はケバブのイメージが強いですが
肉なし(←ケバブの話をしておきながら)サルマをご紹介します。

サルマは「巻く」という意味で
ブドウの葉などで米や肉などを巻いて煮込んだ料理です。
オスマン帝国の時代から続いている料理らしいですよ。
トルコでは、一般的にブドウの葉を使うらしいのですが
日本でブドウの葉をどのように入手したらいいかわからないので(ネットでは購入出来るようです)
トルコでもよく用いられるキャベツを使用します。


材料(2人分目安)

キャベツ10〜12枚
1/2カップ
タマネギ1/2個
トマトペースト(②用)小さじ1
ドライパセリ大さじ1
ミント 大葉1枚
小さじ2
黒こしょう 少々
オリーブオイル(②用)大さじ1
トマトペースト(④用)小さじ1
1.5カップ
オリーブオイル(④用)大さじ1
レモン汁小さじ2
ヨーグルト適量

作り方

① キャベツの葉をはがし、沸騰した湯でやわらかくなるまでゆで、冷まして水気を切っておく。

② フライパンにオリーブオイルを熱し、みじん切りしたタマネギを炒める。米、トマトペースト、ドライパセリ、大葉、塩、黒こしょうを加えて軽く炒めて、荒熱をとる。

③ ②をキャベツで巻いて(日本のロールキャベツより小さく作る)、鍋に隙間なく並べる。

④ トマトペースト、水、オリーブオイル、レモン汁を③に入れて落としぶたをして、弱火で30分くらい煮込む。

⑤ お皿に盛って、ヨーグルトをかけたら完成。


これ、正解なんですかね?
作っている時点で、味薄くね? 水少なくね?と疑問の嵐。

酸味があり、日本でお馴染みのロールキャベツとはかなり違います。
最後のヨーグルトで一気に異国度アップ&ここにヨーグルトは必要なのか?の大嵐。

肉入りと肉なしがあり、肉なしは冷たくして前菜として提供されることが多いようです。
試しに、一晩冷蔵庫で寝かして翌日食べてみたところ
サラダ感覚で食べられ、個人的には冷たい方が食べやすかったです。

「詰める」という意味のドルマ料理(巻かずに野菜の中をくり抜いて米や肉を詰める)もありますが
ドルマとサルマ、厳密には区別されていないようです。
サルマの缶詰もあるみたいですね。