レシピ77 ショットブッラル(Köttbullar)
1963年に発表された、ルーネル・ヨンソンさん原作『小さなバイキング(Vicke Viking)』は
スウェーデンの児童文学として、世界中で親しまれています。
バイキングという名称は、ノルウェー・デンマーク・スウェーデンの3地域に暮らした
海洋戦士・商人の総称です。
8世紀から11世紀にかけて、スウェーデンのバイキングはバルト海を中心に
交易、奴隷貿易、護衛、遠征など幅広い活動を行っていました。
ショットブッラルは、スウェーデン流ミートボール。
甘酸っぱいリンゴンベリー(こけもも)ジャムを添えるのが本場のスタイルです。
付け合わせは、マッシュポテトやキュウリのピクルスが定番。
起源は、18世紀にスウェーデン王カール12世さんが
トルコから肉団子文化を持ち帰ったという説が有力と言われています。
生クリームを使ったソースが、北欧らしい。
材料(2人分目安)
| 牛ひき肉 | 125g |
| 豚ひき肉 | 125g |
| タマネギ | 1/4個 |
| パン粉 | 大さじ2 |
| 牛乳 | 大さじ2 |
| 卵 | 1/2個 |
| 塩(②用) | 小さじ1/3 |
| こしょう(②用) | 少々 |
| オールスパイスまたはナツメグ | ひとつまみ |
| バター | 大さじ1 |
| 油 | 小さじ1 |
| 小麦粉 | 大さじ1 |
| ビーフブイヨン | 150ml |
| 生クリーム | 50ml |
| 塩・こしょう(⑤用) | 少々 |
作り方
① パン粉を牛乳でふやかす。
② ボウルに牛ひき肉、豚さき肉、みじん切りしたタマネギ、溶き卵、塩、こしょう、ナツメグ、①を入れて混ぜる。ひと口サイズに丸める。
③ フライパンに油を入れて、②を入れて焼き色をつける(全面に焼き色がつけば、中まで完全に火が通っていなくてもOK)。
④ 同じフライパンでバターを溶かし、小麦粉を入れて軽く炒める。ビーフブイヨンを少しずつ加えて伸ばし、生クリームを加える。
⑤ ③のミートボールを④に戻して、塩・こしょうで味を整える。少し煮て、とろみがついたら完成。


ミートボールがフワフワで、mums!
パスタと合わせても良いですよ~。
スウェーデンの臭い爆弾「シュールストレミング」。
世界一臭い食べ物として、テレビなどでも取り上げられるので
見たことがある人も多いのではないでしょうか。
バルト海のニシンを塩水に漬けて発酵させた食品です。
東京聖栄大学さんが調査した「臭い食品ベスト5」では堂々1位。
ちなみに、日本のくさやは5位です。
室内で開封して近所トラブルに発展したり、通報された例もあるそうです。
(持ち込み禁止を明言している航空会社もあるほど)
屋外で、汁が飛ばないように缶を水の中に入れて開け
サンドイッチにして食べるのが基本だそうですが、もはや準備がキャンプ級。
残りは明日に、は出来ないので
開けたら、最後まで食べきる覚悟が必要なハードな食べ物ですな。
スウェーデンは、1950年代に世界に先駆けて性教育を義務化した国。
報道の自由度や男女平等の意識が高く、政治参加率も高く
個人の自由と権利を尊重する文化が根づいている印象があります。
スウェーデンの日本文化(茶道、俳句、武道、アニメなど)への関心はとても高く
スウェーデンからの訪日者数も年々増えています。
きっかけは、日本のアニメという人が多そうですが
スウェーデンは自由でフラットな社会なので
逆に、日本の秩序や礼儀、丁寧さに魅力を感じることもあるかもしれませんね。

