レシピ80 ニャマ・ヨガヤ(Nyama Yogaya)
アフリカ南東部に位置するマラウイは
タンザニア、モザンビーク、ザンビアに囲まれた内陸国。
青年海外協力隊員の累計派遣数が世界最多で
1971年から1,900名以上が派遣されているそうです(青年海外協力隊の発足は1965年)。
協力隊のOB・OGにより設立された日本マラウイ協会さんが
マラウイに関する情報をホームページで公開しています。
マラウイでは、85%くらいの人たちがいまだ電気を利用出来ていませんが
電気はなくても、みんなスマホは持っています(アフリカあるある)。
現地の人たちが、太陽光発電による充電スタンドにスマホを充電しに行く姿は
アフリカでよく見られる光景です。
マラウイは世界最貧国の1つでありながら、穏やかで、親しみやすい国民性が特徴で
「アフリカの温かい心(Warm Heart of Africa)」と称されているのだとか。
“貧すれば鈍する”ではないんですねぇ。
チェワ族やヤオ族の一部地域では、女性が土地や家を相続する母系制があり
夫が妻の実家に住む婿入り婚が一般的なケースもあるそうです。
こういった制度なども国民性に影響しているのかもしれません。
ニャマ・ヨガヤは、豚ひき肉の野菜煮込み料理。
水分は野菜からのみで、味つけは控えめです。
材料(2人分目安)
| 豚ひき肉 | 200g |
| タマネギ | 1個 |
| トマト | 2個 |
| ナス | 1本 |
| ニンジン | 1本 |
| 塩 | 小さじ1/2〜 |
| コンソメ顆粒 | 小さじ1/2〜 |
| 油 | 大さじ1 |
作り方
① 鍋に油を入れて熱し、粗みじん切りしたタマネギを炒める。しんなりしてきたら豚ひき肉を加え、色が変わるまで炒める。
② ザク切りしたトマト、角切りしたナスとニンジンを加え、全体をよく混ぜながら炒める。ふたをして弱火にし、10〜15分ほど蒸し煮にする。塩、コンソメ顆粒で味を調え、さらに5分ほど煮たら完成。


ミートソースみたいな味なのかと思ったら、違った。
何かにかけるのではなく、これだけで成立する料理。
野菜のうまみや甘味がギュっと凝縮されていて、Zokoma!
マラウイでは、労働人口の85%近くが農業関連の事業に従事しており
タバコや砂糖、お茶などが作られ、輸出されています。
これらはあくまで輸出用で、現地の人はタバコやお茶はあまり飲まないようです。
先進国が途上国を支援するオーナー制度は、複数の国で行われていますが
マラウイには、自生しているモリンガの木を活用する「モリンガオーナー制度」というのがあります。
モリンガの葉には、タンパク質や鉄、カルシウムなどが豊富に含まれていて、栄養不足を補うのに最適。
さらに成長が早く、数か月で数mの高さまで成長するみたいです。
日に最大1mも成長する竹には及びませんが、それでも驚異的なスピード。
うっかり日本のマンションのベランダで育てようものなら、大変なことになりそうです。
そもそも寒さに弱いので、枯れるとは思いますが。
国土の約20%を占めるマラウイ湖には、800種以上の淡水熱帯魚が生息しており
湖に生息する魚の90%以上が固有種と言われているそう。
これってなにげにすごい!
流入する大きな汚染河川が少なく、大規模な外来魚の放流も行われなかったので
固有種が淘汰されずに済んだようです。
マラウイ湖の魚は観賞魚として世界中に輸出されていて、日本でも手に入るみたいですね。


