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アフリカ

セネガル|赤い方を作ってみた

レシピ41 チェブジェン(Thieboudienne)

アフリカ大陸の最西端に位置するセネガルは
1960年の独立以降、一度もクーデターを経験したことがなく
西アフリカで政治的に安定している国の1つです。

イスラム教徒が95%以上を占める国ですが、アルコール販売が禁止されていないなど
セネガルのイスラム文化は、比較的おおらかなことで知られています。
その背景には
女性の社会進出が進んでおり、社会全体が比較的リベラルであること
寛容さを重んじるスーフィー教団が社会の中心にあること
宗教指導者が、強制や罰ではなく、導きや助言を重視する伝統があること
などが挙げられます。

「アフリカのパエリア」とも呼ばれるチェブジェンは
セネガルの国民的料理(ユネスコ無形文化遺産)。
野菜と魚の旨味が出た煮汁でご飯を炊きます。
トマトペーストが入っているのが赤いチェブジェンで
白いチェブジェンにはトマトペーストが入っていません。 
キャベツやダイコン、カボチャ、サツマイモ、オクラなど
入れる野菜は家庭ごとに変わるそうです。日本のおでんみたいな感覚かな。


材料(2人分目安)

ヤーボイなどの魚 サバ150g
タマネギ1個
ピーマン1個
ニンニク1かけ
赤唐辛子1本
トマトペースト大さじ2
大さじ3
ニンジン1本
ナス1本
ジャガイモ1個
長粒米  白米1合
適量
水(③用)400ml

作り方

① 粗みじん切りしたタマネギ半分、ピーマン、ニンニク、赤唐辛子、塩を混ぜてミキサー/ブレンダーでつぶしたペーストを、サバの腹部/切れ目に詰める。

② 鍋に油を入れて熱し、みじん切りした残り半分のタマネギ、トマトペーストを炒める。そこに①のサバを加えて焼き目をつける。

③ ②に水を加え、縦半分にカットしたニンジン、ナス、ジャガイモを入れ、野菜がやわらかくなるまで煮る。

④ 野菜と魚を取り出し、煮汁に水を足して米を炊く(炊飯器でもOK)。

⑤ 炊きあがった米をお皿にドーム状に盛り、サバを中央に置き、野菜を周りに配置したら完成。


今回は、白米+もち麦を使用しています。

一瞬、ぬか床に見えなくもないワイルドな一品。
おそらく、みなさまが想像するアフリカ料理ってこんなん?という味だと思います。

①の工程は、本当は魚の腹/切れ目にペーストを詰めるのですが
今回は、骨なしサバの切り身を使ったので
ペーストを身にすり込んでから、切り身2枚でサンドして鍋に入れました。
ペースト状にする際に、フムスを作るために購入したブレンダーが役に立ちました。 

セネガルのバス「カラ・ラピッド(Car Rapide)」は、とてもカラフルな外観が特徴です。
観光向けの装飾ではなく、イスラム(特にスーフィー教団)の宗教的シンボルや祈りの言葉が描かれており
いわば、走るお守りのような役割をしているそうです。

ラック・ローズ(正式名称はレトバ湖)は、湖面がピンク色に染まる景観が人気です。
色の要因は、好塩性藻類ドナリエラがカロテノイド色素を生成することによるもの。
乾季が最も色が濃くなるらしいのですが、実際に訪れた人のサイト記事を見ると
乾季でもピンク色とは限らないようです。
海水の約10倍の塩分濃度で、死海のように身体が浮くらしいので(水深は3m程度)
遠路はるばる行って湖面がピンク色でなかった場合は
浮き体験をエンジョイするしかないですね。