レシピ24 フムス(חומוס)
先日、ナスを使ったムタッバルをご紹介しましたが
関連記事→アラブ首長国連邦
今回はフムスにトライ。
最近は、こじゃれたお店などでよく見かけるようになりましたね。
植物性の材料だけなのに、乳製品のようなコクがパンや野菜にベストマッチ。
フムスとムタッバルは、見た目が似ているので同じものだと思ったら、違うんですねぇ。
フムスは、ひよこ豆をペーストしたもの
ムタッバルは、焼きナスをペーストしたもの
他にババガヌーシュというのもあり、ムタッバルと同様に焼きナスを使いますが
ババガヌーシュにはヨーグルトが入りません。
ムタッバルは、(私が作った時のように)ナスの粒々・繊維質が残っていてOKですが
フムスは、クリーミー&なめらかさが命。
さすがに、これは文明の利器なしでは無理だと思い、ブレンダーを買ってしまいました。
少量でも使える離乳食ブレンダーなるものが付いているというので
【T-fal】さんのハンドブレンダーベビーにしました。
小さいブレンダーが付いているのが最大のメリットです。
材料(2人分目安)
ひよこ豆 | 240g(正味) |
ニンニク | 1かけ |
ゴマペースト | 1/3カップ |
レモン汁 | 大さじ2.5 |
オリーブオイル | 大さじ3 |
塩・こしょう | 少々 |
オリーブオイル(飾り用) | |
パセリ(飾り用) | |
パプリカパウダー(飾り用) |
作り方
① 水煮のひよこ豆(汁と飾り用に豆を数個取り出しておく)、刻んだニンニク、ゴマペースト、レモン汁、オリーブオイル、塩・こしょうを加え、ペースト状になるまでミキサー/ブレンダーなどを使って撹拌する。
② ①にひよこ豆の汁(汁がない場合は、{水+オリーブオイル少々+レモン汁少々}でも可)を入れ、様子を見ながら柔らかさを調整し、必要であれば塩・こしょうを足す。
③ お皿に盛って、オリーブオイル、パプリカパウダー、刻んだパセリ、残しておいたひよこ豆をのせて完成。


なめらかに出来ました。
ハンガリー料理で使ったパプリカパウダーも飾りに使いましたよ。
欧州関連記事→ハンガリー
スモーキーでいいわぁ~フムス。ハマるわ~。
わざわざフムスを作るためだけにブレンダーを買った、という事実を認めたくなくて
フムスを作る前に、ジェノベーゼ、スムージー、そして卵がけごはん用の生卵の攪拌までも試してみましたが
もはやフムス専用マシーンでいいのではないかと結論づけました。フムス万歳!
ブレンダーの話にかまけて、イスラエルの情報を書いていなかったので
とってつけたように最後に少し。
あまり知られていませんが、イスラエルは農業先進国。
植物の根元に少量ずつ水と養分を供給する点滴灌漑の発明や
AIやドローンなどを活用したリアルタイム農地管理を行っており、再生水の利用率は世界一です。
砂漠地帯に位置しているのに、農業をちゃんと成立させているのがすごいですね。
食料の自給率は90%以上だそうです。