カーボベルデ|人まっしぐら、マグロごはん

レシピ8 アロス・デ・アトゥム(Arroz de Atum)

初のアフリカ、カーボベルデ 聞き覚えなさ過ぎの国。
調べてみたら、アフリカ大陸の最西端に位置する複数の島から成る群島で
1975年までポルトガル領だったので、公用語はポルトガル語
そのためポルトガル文化の影響を受けた料理が多いそうです。

ロブスターやマグロが有名みたいですね。
ロブスターは、近所のスーパーになかったので(なくて安堵)
今回は、お財布に優しいマグロ(ツナ)ごはんをご紹介します。


材料(2人分目安)

ツナ缶(オリーブオイル漬け)1缶
ジャスミンライス  米 1カップ
300ml
タマネギ1/2個
ニンニク1かけ
ローリエ  パセリの茎数本
オリーブの実  ピクルス30g+オリーブオイル少々30g
パプリカパウダー  パプリカ小さじ1 1/5個
アナトー  カレー粉(色づけ)小さじ1
小さじ2
黒こしょう少々
パセリ(飾り用)

作り方

① ツナ缶のオイルを切る(オイルは捨てずに取っておく)。

② タマネギ、ニンニクをみじん切りにし、米は軽く洗って水気を切っておく。

③ 鍋にツナのオイル(大さじ2〜3)を入れて熱し、②のタマネギとニンニク、刻んだパセリの茎を入れて炒める。タマネギが透明になったら、みじん切りしたパプリカとカレー粉を加えて混ぜ、ツナをほぐして入れる。{ピクルス+オリーブオイル}を合わせたものと水を加えて沸騰させ、塩と黒こしょうを入れる。

④ ③に米を加えて軽く混ぜ、弱火にしてふたをし、約20〜25分炊く。火を止めて5~10分くらい蒸らし、パセリをちらして完成。


今回、タマネギは紫タマネギを使用しました。

作る前から薄々気づいていましたが、想像通りの味。言い換えると安定の味。
少し薄味ですが、日本人には違和感なしの料理でしょう。
リゾットっぽい感じもありますが、あっさりしています。
塩足したいし、きっとアンチョビなんか入れたらもっと美味しくなる
とアレンジしたい欲求がムクムクわきましたが
これはこれで結構なお味でございます。

カーボベルデでは、「グロッグ」と呼ばれるラム酒が愛飲されているそうです。
私は、お酒の中でラムが一番好き(ちなみに、次に好きなのは泡盛)。
一般的なラム酒は40~50度くらいですが
カーボベルデの手作り酒だと60度くらいのものもあるとか。
ラム酒や泡盛は「エンプティカロリー」(カロリーゼロ)と呼ばれていますが
アルコール度数の高いものは肝臓に負担がかかるので
ほどほどにしないといけません(自戒の念は込めません)。