レシピ13 バカリャウ・ア・ブラース(Bacalhau à Brás)
ポルトガルは、ヴァスコ・ダ・ガマさんやフェルディナンド・マゼランさんなどの探検家を輩出した
大航海時代の中心国です。
16世紀にポルトガル人が種子島に漂着し、日本との交流が始まったという話も知られていますね。
ポルトガルの食べ物というと、エッグタルトが真っ先に浮かびますが
実は、ポルトガルはタラの消費量トップクラスの国。
今回ご紹介する炒め物以外にも、グラタンや煮込み、コロッケなど
タラを使った料理がた~くさんあるタラ大好き国です(365日分のレシピがあると言われているらしい)。
中世の時代、カトリック教会によって肉を禁止されていたことから
タラが重要なタンパク源として重宝されてきたとのこと。
でも、2011年に行われた自国の食文化を再評価するための国民投票「驚異のポルトガルグルメ7選」
では、タラの料理は選ばれなかったそうです。
定番過ぎたのか、普段タラ料理が多いから敬遠されたのか…
なお、パステル・デ・ベレン(エッグタルトのルーツ)は、グルメ7選に選ばれていました。
材料(2人分目安)
| 200g | |
| ジャガイモ(冷凍でもOK) | 200g |
| タマネギ | 1個 |
| ニンニク | 1かけ |
| 卵 | 3個 |
| オリーブオイル | 大さじ2〜3 |
| 塩 | 適量 |
| 黒こしょう | 適量 |
| 黒オリーブ(飾り用) | |
| パセリ(飾り用) |
作り方
① 鍋に塩を入れた水を沸騰させタラを入れ、白くなったら取り出して骨を取り除き、食べやすい大きさにカットしておく。
② ジャガイモを細切りにし、油で揚げるかフライパンでカリッと炒めておく。
③ フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、薄切りしたタマネギ、みじん切りしたニンニクを炒める。タマネギがしんなりしたら、タラを加えて炒める。
④ 火を弱めて溶き卵を加え、ゆっくり混ぜながら半熟にし、ジャガイモを加えて全体を混ぜる。塩、黒こしょうで味を調え、刻んだパセリと黒オリーブを散らして完成。


パセリを切らしていて強引にサラダ菜を散らしたので、彩りがイマイチ…。
タラより、ポテトより、タマネギがかなり主張しています。
黒オリーブは飾りですが、味のアクセントとしてあった方がいいと思います。
ポルトガル由来の有名な食べ物に、カステラと天ぷらがありますが
ポルトガルとの南蛮貿易で、日本に伝わってきたとされる料理です。
カステラはポルトガルの伝統菓子パン・デ・ロー、天ぷらはフリッタ(揚げ物)が原型で
金平糖やボーロもポルトガル由来と言われています。
金平糖に和菓子の印象が強いのは
江戸時代に職人が、ツノが星の形状の金平糖を作り出し
それが今も継承されているからかもしれません。日本の職人の技術はすごいですね。
あ、でも、ポルトガルあっての日本の技術なので
ポルトガルの食文化と日本の職人技が融合した奇跡のお菓子と言えるでしょう。
首都リスポンは大西洋に面した港町。
石畳と坂道が続く古い街並みを走る黄色い路面電車「トラム28番」が、とにかく可愛い。
広告入りだったり、落書きされていたり(公式ではないですよね?)
いろんな車両があるようですが、ノスタルジック。
日本の江ノ電に近い雰囲気かもしれません。
▶ポルトガルの飲み物は→こちら


