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インド|種もわたも美味しい、インド人嘘つかない

レシピ7 ゴーヤ・サブジ(करेला की सब्ज़ी)

インドに興味をもったきっかけは
妹尾河童さんの書籍『河童が覗いたインド』でした。
絵の上手さはもちろんのこと
天井から見下ろした風景を描く手法(実際は天井から見ているわけではないのに)に驚きました。
古い本ですが、古さを感じさせない魅力がつまっています。
読めば、インドのディープな世界に惹き込まれること間違いなしです。

インドに行きたい気持ちはちゃんとあるのですが
旅の申し込みボタンがどうしても押せない…。
精神力も体力もヤワヤワになっている今
インドや南極は、酔った勢いとかでクリックしないと無理そうです。

冷蔵庫にゴーヤがあったので
ゴーヤ・サブジ(ゴーヤのドライカレー)を作ります。
日本では、内側のわたと種を取り除いて使いますが
インドでは、わたと種はそのまま使って
外側のイボイボは取るとのこと。ところ変われば何とやら。

日本は、ゴーヤ=沖縄のイメージが強いですが
海外では、インドの他にタイやフィリピン、フランスなどでも食べられているようですね。
フランスで食されているのは、ちょっと意外かも。


材料(2人分目安)

ゴーヤ1本
タマネギ1/2個
ニンニク1かけ
ショウガ(②用)小さじ1
クミンシード  カレー粉(②用)小さじ1
ターメリック  カレー粉(③用)小さじ1/4
赤唐辛子1/2~1本
黒こしょう少々
コリアンダーパウダー ショウガ(③用)小さじ1
小さじ1/2
50ml
大さじ1

作り方

① ゴーヤはよく洗って両端を切り落とす。外側の突起部分をこそげ落とし、輪切り(約5mm)にする。わたと種は捨てずにとっておく。

② フライパンに油を熱し、カレー粉を炒めて香りを出す。みじん切りしたニンニクとショウガを加えて炒める。みじん切りしたタマネギを加え、茶色くなるまで炒める。

③ ②にゴーヤ(わたと種も)を加え、全体をよく混ぜる。水、カレー粉、ショウガ、赤唐辛子、ブラックペッパー、塩を加える。

④ ふたをして弱火で蒸し煮にし、ゴーヤが柔らかくなるまで加熱し、水分が飛んだら完成。


初めて知ったゴーヤの種の美味しさ。
種は取るものだと決めつけていた過去の自分を廊下に立たせたい。
あ、廊下に立たせるのは今はNGか。

ゴーヤの苦味成分モモルデシンは、わたと種にはほとんどなく
外側の緑が濃い色のものは苦味が強いそうです。
ゴーヤから苦味を取ったら良さが半減しそうな気がします。
私も、口の悪さを改めたら良さが半減するのか?!

インドと言えば数学。
日本の九九は9×9までですが、インドでは19×19まで暗記するそうです(昔は30×30まで覚えていたらしい)。
さすが、ゼロの概念を発見した国ですねぇ。

インドの公用語はヒンディー語と英語ですが、主要言語は22語あり
その他にも1,600以上の言語があると言われています。
正確な数は、インド人もわからないらしい(笑

インドでは、首を傾ける/左右に振るのは肯定(Yes)の意味です。
日本人からすると、Noなのかなと思ってしまいますよね。
日本では恋人/愛人のことを示す小指を立てるしぐさは、「トイレに行きたい」という意味だとか。
両耳を親指と人さし指で引っ張るジェスチャーは、「ごめんなさい」の意味。
膝の後ろから手を回して耳をつかむアクロバットなジェスチャーは、最大級の謝罪(日本の土下座?)。
頭ではわかっていても、混乱することがある英語でのYes/No問題。
日本では、質問に対してYes/Noを決めますが、英語は肯定がYes、否定がNoです。
ネイティブの人から質問されて、「Yes、(あっ違う)、No、No」となってしまい
「いったいどっちなの?」と言われることがあります。