レシピ43 ホボトニツァ・サラータ(Hobotnica Salata)
東ヨーロッパのバルカン半島に位置する共和制国家。
1991年にユーゴスラビアから独立しました。
ヨーロッパの中ではイマイチ知名度が低いですが
世界遺産に登録されている自然、建造物も多く
探検家のマルコ・ポーロさんや電気技師のニコラ・テスラさんは、クロアチア出身です。
そして、ネクタイ発祥の地でもあります。
17世紀、戦場へ向かう男性に女性が無事を祈って赤いスカーフを巻きつけたことが始まりだそう。
クロアチアの高級ネクタイ専門店【CROATA】さんのネクタイは、シルク100%
1本1本手作りで、高級ラインでは1つの柄に対して32本しか作らないんだとか。
高いものは500ユーロ超えみたいなので、ちょっとお土産に、とはいきませんね。
ホボトニツァ・サラータは、タコとジャガイモを合わせた冷たい前菜料理。
クロアチア語で、ホボトニツァ=タコ、サラータ=サラダです。
アドリア海沿岸(ダルマチア地方)で広く食べられています。
材料(2人分目安)
| タコ(ゆでたもの) | 300g |
| ジャガイモ | 2個 |
| 紫タマネギ | 1/4個 |
| パセリ | 大さじ1 |
| オリーブオイル | 大さじ2 |
| レモン汁または白ワインビネガー | 大さじ1 |
| 塩 | 適量 |
| 黒こしょう | 少々 |
作り方
① ゆでダコは一口サイズにカットし、ジャガイモは皮つきのままゆでて、火が通ったら冷まして皮をむき、角切りにする。紫タマネギは薄切りにして水にさらし、辛味を抜く。
② ボウルに①のタコ、ジャガイモ、紫タマネギ、みじん切りしたパセリを入れ、オリーブオイル、レモン汁/白ワインビネガー、塩、黒こしょうを加えて混ぜる。
③ 冷蔵庫で30分〜1時間くらい冷やして、お皿に盛ったら完成。


さわやか&サッパリとしたお味。
お酒との相性◎
クロアチアに失恋博物館があることを知り、調べてみたら、かなり盛況の様子。
別れた恋人が残していった私物(別れの品)をエピソードとともに展示。一応、アート作品?
日本でも巡回展として開催されたことがあるそうです。
過去を整理し、前を向くきっかけを作ってくれる施設ですね。
もし、あなたが恋人に一方的に不本意な別れ話を切り出されたら
いろいろ言いたい気持ちをぐっと抑え、キレイにお別れをして
「あなたとの思い出話と、あなたの忘れ物をクロアチアの失恋博物館に寄贈しました」と伝えましょう。
「博物館には日本語解説本もあるから、新しい恋人とクロアチアに見に行ってね」
と付け加えることも忘れずに(笑。
打たれても、パンチングボールのように起き上がりましょ。



