ジャマイカ|レゲエの国は料理もファンキー

レシピ1 アキーアンドソルトフィッシュ(AcKee & Saltfish)

しょっぱなからクセ強国を選んだと思われそうですが
私にとっては思い出深い国で、4回行っています。

今回ご紹介するアキーは、西アフリカ原産の果実。
果実といっても甘くはありません。

完熟した黄色い実の部分を食べます。食べ頃になるとパカーンと口が開きます。
未熟な実は有毒です。
「DANGER」と書かれたドクロマーク入り看板がアキーの木に吊り下げられているのを現地で見ましたが
注意書きをしておかないと、勝手に取って食べちゃう人がいるんですかね。

それにしても、黄・赤・黒という植物の生き残り戦略をバリ感じる極彩色のアキーを最初に食べた人の勇気たるや…。

ジャマイカ第2の都市・モンテゴベイの【The Pelican Grill】さんに
ジャマイカ滞在中、毎朝のようにアキーアンドソルトフィッシュを食べに行っていました。
海が近くてロケーションも良いお店です。

現地の人は、アキーアンドソルトフィッシュよりも、ジャークチキンを好んで食べていましたけどね。


材料 (2人分目安)

  • タラ          150g(1切れ)
  • アキー  卵     1/2缶  2個+卵黄1個
  • タマネギ    1/2個 
  • トマト     1個
  • ピーマン    1個
  • エスカリオン  青ネギ 1/3本
  • 油       小さじ1 
  • 塩・コショウ  適量

作り方

① 鍋に塩を入れた水を沸騰させタラを入れ、白くなったら取り出して骨を取り除き、食べやすい大きさにカットしておく。

② 油をひいたフライパンで、溶いた卵をスクランブルエッグの要領で粗く大き目な楕円になるように作り、皿に取り出しておく。

③ スライスしたタマネギ、ピーマン、角切りトマト、みじん切りした青ネギを炒める。

④ ②の卵と①のタラを③に加え、軽く炒めたら完成。


何度も作っているので、私にとってはもはや日本の味。
アキーが違うので完全再現は難しいですが、雰囲気は味わえると思います。
アキーの缶詰を日本で手に入れるのは難しく、あったとしても高いので
卵を代用するのがベストかと。

ジャマイカは、私の第2の故郷くらいに思っているのですが
おそらく、みなさまが思っている以上のパンチがきいた出来事、いや事件がありまして(汗
今度行ったら生きては帰って来られないと思うので(詮索は禁物です)
これからも安全なお家でジャマイカ料理を楽しみます。