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ドイツ|ドイツらしいボリュームと実用性

レシピ59 シュニッツェル・ヴィーナー・アート
(Schnitzel Wiener Art)

Wiener Schnitzelは、もともとオーストリア・ウィーン発祥の伝統料理です。
オーストリアの食品ガイドラインでは
子牛肉を使ったものだけが「Wiener Schnitzel」と名のることができると定められているため
ドイツでは、豚肉を使ったものを「Schnitzel Wiener Art」(ウィーン風)と表記しています。

ドイツでこの料理が定番化した背景として
19世紀までウィーンがヨーロッパ文化の中心地で、食文化においても影響力が強かったこと
豚肉が安価で広く流通しており、子牛肉が手に入りにくかったこと
などが考えられます。
日本でも子牛肉は手に入りにくいので
今回は、豚肉を使ったSchnitzel Wiener Artをご紹介します。


材料(2人分目安)

豚ロース肉300g(2枚)
小麦粉適量
1個
パン粉(細かいもの)適量
適量
塩・黒こしょう少々
レモン(飾り用)
パセリ(飾り用)

作り方

① 豚肉をラップで包み、肉叩きなどで5mmくらいに薄くのばす。両面に塩・黒こしょうをふる。

② 肉に小麦粉→溶き卵→パン粉の順で衣をつける。

③ 油をフライパンの底が隠れるくらい入れて中火で加熱し、②を片面ずつ黄金色になるまで揚げ焼きする。

④ 油を切ってお皿に盛り、レモンを添えたら完成。


ドドンッ!! でかい
レモンの酸味のおかげで、大きな揚げ物でもパクパクいけちゃいます。
レモンはマスト、誰がなんと言おうと絶対に。

ドイツでは、日曜日と祝日は「Ruhetag(静寂の日)」として騒音を出す行為が制限されています。
そのため掃除機、洗濯機、芝刈り機、大音量の音楽やパーティなどの使用は控えるべきとされ
許容される騒音レベルは、35dB前後が目安。
35dBというと静かな図書館くらいなので、旅行者はなかなか気を使いそうですね。

誕生日というと、人から祝ってもらうものというイメージがありますが
ドイツでは、自分自身が誕生日会を主催するのが通例だそうです(費用も自己負担)。
自身の誕生日に職場にお菓子を持参し、ふるまう習慣もあるのだとか。
そういえば昔、会社を辞めた時、お世話になった外部企業の人たちが送別会を開いてくださったのですが
事前に、その企業では退職者が費用の一部を負担する慣習があることを小耳にはさみ
感謝の気持ちも込めてお金を包んで持参したところ、「なぜ知っているの?」と驚かれたと同時に
「偉い!」と褒められました。
接待される側が、感謝の気持ちとともに費用負担するのも悪くないと思いました。

私は、学生時代からドイツ製品に絶大な信頼をおいています。
今、使っている包丁は、ドイツの【ZWILLING】さんのものです。
社名のツヴィリングは「双子」の意味です(ロゴマークも双子の絵ですね)。

一時期、和包丁を使っていたのですが、手入れがかなり大変で
My研ぎ石を持っていないため、遠方の刃物研ぎ店に定期的に出していましたが
だんだん面倒になって、断念しました。

ドイツの文具メーカーで一番好きなメーカーは【STAEDTLER】さんです。
製図用具で名が通っていますが、アート系の文具もあります。
個人的に文具は激推しなので、商品バナーを貼っておきます。

この色鉛筆と製図道具を使っていますが(私は、その道のプロではありません)
とにかく良いものは良い、と思わせてくれる製品です。